詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
寝ころんだ窓から見える青空は容赦ないほど夏の輝き
13
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横井 信
ゆっくりとでも確実に進んでくうす橙の空に三日月
11
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滝川昌之
幼子が花火セットを抱き歩くあとの儚さ示唆するごとく
12
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夕夏
やくそくもけいやくもしんらいさえもかんじないからいみもしらない
1
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KEN
右へ行く 左へ行くと 譜に合はせ 救急車兩が 歌ふ梅雨明け
11
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び わ
また越える行くてそびえる山の群れ遙か煌めく星をめざして
4
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詠み人知らず
指先に特殊能力宿ったか洗濯バサミ次々朽ちる
2
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うすべに
偶然に見かけた駅のふたり連れ 心の鬼がふと牙をむく
7
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び わ
雑草を敵の如く始末する雑草叫ぶ吾も生きもの
5
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夕夏
けいやくのじゆうよりしはらいのことだけをほうどうろんてんずらし
1
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KEN
肪肉 ステーキにする 音眞似て 蝉は鳴きけり 百日紅の道
7
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へし切
梅雨寒の七月の風も何処へやら寝も寝もやらずこの夏の夜
13
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横井 信
令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
13
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詠み人知らず
吾が庭に迷いて来たるかギンヤンマ網戸ごしにて楽しみて観る
10
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滝川昌之
息荒く汗をかけない老犬は雪にはしゃいだ庭偲びおり
15
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KEN
草渡る 風にかなしげ あしびきの 峠の夏に なでしこひとつ
12
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詠み人知らず
寄せ植ゑに日日草の彩りを 花を愛して晩年の日々
11
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滝川昌之
納涼祭 告ぐ行燈に 今は亡き 友の店の名 また見上ぐ夏
13
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横井 信
ホームさえ陽射しのきつい八月の空いた電車にほっと一息
11
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へし切
夕涼み 縁台置いて将棋かな 昭和の風景 今は懐かし
15
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