栞のお気に入りの歌一覧
只野ハル
三年目年初投稿途切れるは母の外泊共に過ごせば
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たんぽぽすずめ。
君送り缶コーヒーを飲みて置く車窓が滲む寒き朝かな
29
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薫智
詩詠い自分の心さらけ出すどこかの誰か繋がってくれ
40
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垂々
軽々に愛したことを重々に反省されるわたしのおもみ。
21
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垂々
ごめんなさい私の中じゃザラザラで光らぬコレも愛って呼ぶの
26
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垂々
真夜中のしかも僻地のスーパーの店内限定結婚ごっこ
30
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垂々
バスタブは(逢いたい夜に泣くための)180リットルの深海
39
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垂々
体温で補い合えていたうちに「さびしいよ」って言えばよかった。
44
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垂々
また一年縋るんだろう月よりも高い観覧車で見たイヴに
24
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ほたる
苦しくて歌にも詠めない傷がある。雪が降っても、桜が咲いても。
32
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向日葵
三日月のペーパーナイフでこの夜の封を開けよう明日が待てない
8
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向日葵
少しづつ空気抜けてく風船にとどめは刺さず見送る覚悟
7
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向日葵
産まぬ人あるいは産めぬ人として位置付けられて過ごす公園
27
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庭鳥
かなしみよ歌に気化して燃え上がれ歌よ寄り添え友の傍ら
24
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螢子
ぬるむ夜に雪は雫となりゆきてポトリポトリと冬のメロディー
6
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ほたる
輪郭が一つに溶けてゆく夜に 罪と理性の境目はなく
59
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氷魚
勇ましく跳ねた黒髪そのままに自由に生きていければいいね
17
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氷魚
編みかけのマフラーほどく波打った毛糸に我の 弱さを見つけ
14
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山本克夫
広義では空の悲しみ狭義ではわたくしの悲しみまよなかの雨
13
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羽
ぬかるみも光にあふれることがある許されることを信じてあるく
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