偽嫁のお気に入りの歌一覧
鍬乃呑
イカサマの決心ばかり朝の度繰り返しては今日を始める
3
もっと見る
民谷柚子
降りそそぐ陽ざしに音符書き入れてうふふハナウタ空色のおと
5
もっと見る
詠み人知らず
離れればますます胸が痛くなる 君に伝える術がないだけ
11
もっと見る
詠み人知らず
最期まで血の繋がらぬは夫婦という 欺瞞に満ちた関係だろう
13
もっと見る
あまおう
路肩へと降りてく嘘と空っぽのきみだけ照らすハザードランプ
21
もっと見る
夏恋
ご近所に棲んでいたって遠距離の恋愛みたい君とはずっと
15
もっと見る
あまおう
「あっしには、とんと覚えが御座えません」春まだ遠い北町奉行
18
もっと見る
詠み人知らず
イヤフォンを耳に突っ込み液晶の 虚無の世界がひとを蝕む
11
もっと見る
あまおう
春になる境界線がないことを踏まえて恋を説明しなさい。
43
もっと見る
詠み人知らず
お気に入りに追加したいな君のこと 先客すぐに追い出すからさ
10
もっと見る
紫草
深酒に酔いて眠りしこの夜は船に揺られて異国にゆきし
16
もっと見る
詠み人知らず
労働は常にペダルを踏むに似て 休んだときに車輪は傾ぐ
16
もっと見る
詠み人知らず
正月を頭上の棚に積み上げて 超特急は家族を分かつ
28
もっと見る
桜園
新年も晦日もお盆も共に歌詠みあふ仲間のいる幸せ
22
もっと見る
いちにのパッパ
明けていた今年よどうもオメデトウどうか一年おてやわらかに
4
もっと見る
詠み人知らず
年の瀬に君の味噌汁しあわせの 眼鏡が曇る 明日は元日
15
もっと見る
詠み人知らず
仕事を納め家族のもとへ行く汽車に メールが届く すぐ出社せよ
14
もっと見る
紫乃
雪化粧 纏う師走の寒椿我が身散るのを泣きながら待つ
10
もっと見る
桜園
葉牡丹の霜と輝ふ年の瀬の朝の空気に身の引き締まる
22
もっと見る
芳立
またひとつ年を納むる桜樹のみな葉を捨ててただ立てるかな
13
もっと見る
[1]
<<
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
>>
[34]