葵の助のお気に入りの歌一覧
須藤以心
花の名の女をいまも想うゆえに嗚呼通れない道の多さよ
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三沢左右
花の名を知らない僕の掌の中の花をあなたの名前で呼ぼう
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七色コイン
苦しみを通り越したら、次は君、苦しんでいる友と話そう。
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只野ハル
鉄道は速く正確安全に信頼を乗せ走るべきもの
1
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こはぎ
困りつつ「おいで」と手を伸ばし笑う君が欲しくて拗ねたふりする
6
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こはぎ
文庫本隠してしまえ何もかも見透かすような視線する君
1
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こはぎ
下りてゆくエスカレーター今すぐに着いてよ君を抱きしめそうだ
4
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新田瑛
便箋の縁が私の指を切りその文面がより深く斬る
5
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京
夏の中央分離帯のまんなかで落としましたよ、と銀のひかり
4
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ほたる
人込みでわたしをかばう君の手のゴツゴツとした感触が好き
9
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まるえふ
思うより僕の発言ポジティブで何故だか君は不機嫌な顔
4
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詠み人知らず
病院へ行く坂道が青臭い向日葵だとか佐々木君とか
1
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笑能子
朝顔のただ一心に伸びいたる捻じれた人などお構い無しに
3
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はな
一瞬を鮮やかに奪われてからあなた以外の夏が来ないの
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こはぎ
そんなにも悩む余裕があるのなら地雷を踏みに走れ、夏だし
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こはぎ
本棚の合間をゆるり航海す君を閉じ込め夏と図書館
3
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恣翁
美しき 木偶を操る 黒衣にぞ 運命駆りたる 無気味さを観る
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原 沙良葉
蕪、卵、餅、兎、雪、石鹸も食べる はやくはやく白くなれわたし
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逢
けずってもけずっても青いままでいる色えんぴつのようになりたい
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原 沙良葉
ふかづめを言い訳にして(だって君がくれたから)3月の手袋
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