吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
灰色猫
恋をする虫の音たちをかき消して風神さまは自由気ままに
18
もっと見る
灰色猫
地獄への亡者の列に並んだら抜け出すことはもう叶わない
16
もっと見る
灰色猫
叫んだの届かないから叫んだの終わりにしたい夜を破って
21
もっと見る
inosann
夜半に覚め時の重さが圧し掛かるズシリズシリと秒針に乗せて
24
もっと見る
滝川昌之
澄み渡る水縹色の空深く吸い込まれしは懈怠の心
25
もっと見る
滝川昌之
コソコソと噂の二人が通るたび 黄色い落ち葉と風がからかう
30
もっと見る
ながさき
自分さえ 愛することが 出来なくて どうして人を 愛せるだろう
33
もっと見る
ながさき
漆黒の 地平線から 夜が明ける 虹色の空 希望の天地
30
もっと見る
ながさき
善人が 孤立している 社会では 巨悪は止めず 悪の限りを
30
もっと見る
日置鳩子
針山のようになりたり夕雲のジョウビタキの声に貫かれて
15
もっと見る
詠み人知らず
濃い闇が薄ら闇が西へ逃げ爪先だって囁く朝明け
8
もっと見る
詠み人知らず
夏日ほど否応なし金のブゥツ揃へて進む眩しい夜明け
6
もっと見る
詠み人知らず
山もみぢ又あしたねと一入に燃やしながら溺れる夕陽
12
もっと見る
詠み人知らず
白富士に最後の望み託すやう塗り替へて真紅ピラミッド
7
もっと見る
詠み人知らず
有り余る山の頂き背負ってはゴヂラの背らとも紛ふ島国
10
もっと見る
澤田石まさる
嫌がる顔も知りたくて節足動物の話題切り出してみる
5
もっと見る
澤田石まさる
パスカルとニュートン求む夜長にて合間のホット甘酒缶
5
もっと見る
inosann
晴れの日がこんなに貴重に思う朝 カーテン開けて青空見上げ
25
もっと見る
inosann
「人は何故生きる」と問うた二十歳の時 瞳にうつる空は今も青
24
もっと見る
月虹
強風の過ぎたる日には帰り道君よ夜空を見上げてほしい
64
もっと見る
[1]
<<
303
|
304
|
305
|
306
|
307
|
308
|
309
|
310
|
311
|
312
|
313
>>
[499]