幸湖のお気に入りの歌一覧
愚と楽
目にのこる 卒業の日の教室をやさしく締める シクラメンの赤
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恣翁
イヌマキの 森閑とせし植え込みを 春の西日の寒く照らせり
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来夢
消し去れぬ 不安の渦に 溺れかけ 我救いしは ニャンコの気配
3
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亜貴
こんなにも輪郭のある思いなのに 言葉にしたら溶けてしまいそう
12
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詠み人知らず
赤ちゃんを胸に抱いた女子会はワインボトルが何本も立ち
7
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詠み人知らず
あざやかな思い出などは望まぬがせめて忘れじ孔雀貝の浜
12
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詠み人知らず
京都から近鉄線で十条へ 風が痛くて歩けやしない
15
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みなま
翻る燕尾を追って仰ぎ見る我らに春の雪は降りつつ
14
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潮月繁樹
朝起きて 天気で今日を 占うも 私の心も 三寒四温
12
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ゆり
はらはらと春風吹きて母想う花びらは散る言葉にかわり
7
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みん
ぷっくりとしてるあなたの耳たぶに甘えていたいもういつまでも
7
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へし切
はや四年 いまだ四年の それぞれに 震災跡を辿る哀しさ
26
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あまおう
春風は何処から吹いて来るのだろう きみが居そうな総務課あたり
27
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南美帆
思い出にできない恋を歌にして心の奥の箱に詰めてる
23
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南美帆
ほどけてた縁のリボンに気がつかぬふりをしていた家族だからと
22
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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詠み人知らず
シャワー終え スッピンで髪 なびかせる 扇風機から 彼女の香り
12
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ほの香
歳重ね洗いざらしがここちよい季節も恋も今にめぐりて
23
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ほの香
父が逝く 心電計など見てないで その手を握っていればよかった
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へし切
おもろいと 思へば成らぬことも成る 浪速花道 男が通る
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