東女のお気に入りの歌一覧
恣翁
如何にぞや 農夫餓死する 世の中に 遊休の田の一つも無きに
14
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美津村
途方に暮れて車を降りて佇めば空ゆく鵜らの羽ばたく音す
8
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葱りんと
パリパリと氷踏み割り冬の道 子供に負けじと朝の楽しみ
9
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洩矢転石
無重力 宇宙の真ん中あたりまでふたりのなみだを置きに行こう
5
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詠み人知らず
今日だけはカバンは持たずリュックでも担いで歩く、欠勤にして
7
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美津村
永代供養を保証するといふけれどその寺永代に続くや否や
10
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たえなかすず
青春のひとつと言えば楽である渋谷スクランブルでの最後
8
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へし切
愛し子を遠き旅路へ見送りて無事に帰れと仰ぐ青空
25
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つゆくさ
同性のお付き合いって難しく 未だ解らず ずれてる私
10
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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速魚
枯れ枝に雪と見まごう花置いて時を欺く十月桜
19
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へし切
候補者の皆さんどうか守ってね「選挙公約」裏切らないで
15
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月虹
ひととせに何首の歌が詠まれようそれは命を愛した証
28
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詠み人知らず
手のひらの小さな世界に刻まれる手相という名の不思議な曲線
11
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詠み人知らず
長き日を独りで生きて来た故に弱さを隠す習いとなりて
23
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秋日好
青系のふたりで植えたおだまきは五月晴れにはまた海になる
10
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紹益
はにかんだ 君の笑顔が 愛おしく 再び落ちる 老いらくの恋
21
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月虹
液晶に小さな孤独が住んでをり灯ることない着信ランプ
28
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月虹
呼びかける声は風へと溶けゆきて冬の夜空に星が足りない
26
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つゆくさ
目があった瞬間わかるこの人と 通じるかどうか きらいかどうか
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