詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つばす
傷口に塩塗るような連台風 青いビニルシートが痛々しい
5
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荒野のペンギン
再びの 獅子の咆哮 轟て 歓喜に湧いた 長月の夜
2
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さかさまぼこ
時に紫蘇・韮・どくだみの香にまみれ外の面の草を刈る秋の昼
5
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コタロー
秋晴を轟き進むへリコプター雲無き空を獨占したる
10
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詠み人知らず
針さしの古裁縫箱に鎭座して母の縫物待つてゐるかに
9
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KEN
秋風に 吹かれひとひら 蝉の羽根 時止める如 足元に散り
12
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蔓葵
色深き花ひともととたのめどもうつろひにけりさそふ風あれば
19
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荒野のペンギン
秋風が 運んでくるのは 涼しさと ほんの少しの 切ない気持ち
5
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横井 信
はらペコの子猫もじっと待っている釣り竿ならぶ秋の堤防
15
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KEN
秋虫の 奏でる夜曲 掠れつつ 深み増すかな 夜ごと夜ごとに
13
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うすべに
あかつきの月の涙のひとしずく 葉先にやどる消えゆくものを
11
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夢士
野分去り弱点あらわ吾が国土民の声聴け行政トップ
11
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夕凪
才能は無いと知っても歌うのだ。それで私は救われるから。
11
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コタロー
珍しき鳥の鳴き声授かって早起きしたる三文の徳
7
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詠み人知らず
違和感が生き辛さへと変わってく機能不全のあるあるだけど
2
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コタロー
青空に搖れる大きな竹林窓一面に收まりきれず
4
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滝川昌之
名月は雲の隙間に欠片だけ飯に埋もれた栗ほどの黄よ
18
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滝川昌之
「カネタタキ」狭庭に歌の審査員 上手な虫に鐘を鳴らして
21
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コタロー
羽根震ふ璢璃色揚羽が甘い蜜花から花へ吸つてゐくなり
9
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滝川昌之
窓に寄せ活けた芒が乞う風よ雲をはらえと待つ望月夜
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