コタローのお気に入りの歌一覧
inosann
水遣りに「さわさわ」と鳴く観音竹 住まわずなりし義母の家にて
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inosann
不安から御守り代わりに助手席に吾を置くなり 事故後の娘は
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うすべに
散り落ちた枯葉の上のやぶ椿 空を見上げる同じ顔して
19
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うすべに
元気かと流すまなざし あのころと変わらないきみ 胸にくすぶる
14
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うすべに
とととっと 餌をさがして鶺鴒の 横切るたびに開く自動ドア
11
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うすべに
空ばかり見上げるひとに踏まれても 耐えて春待つ冬のたんぽぽ
16
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しずく☆・.…。
御布施なら 食事か奉仕で 涅槃へと 行く賄賂など 釈迦なら受けぬ
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しずく☆・.…。
予報より 冬の嵐は 穏やかで ほっとしてたら 「嵐」の休止
20
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しずく☆・.…。
言うはずの 事を言えずに ラテアートを 崩して外の 景色を見てた
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灰色猫
太陽を追いかけている今日もまた君を想って忘れるために
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千映
重箱の袱紗吾の手でタペストリー高砂柄が和室で生きてる
10
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露草
チヨちゃんと名づけ迎えし雌鶏のちょこちょこ歩く庭ぞ楽しき
16
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露草
釈迦知りて淀む視界の霧晴れて鬱ぐ心に明かりぞ灯る
18
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露草
悩みぬき苦しみぬいて辿り着く仏法僧の最後の砦
17
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クロネコ
身は熟し 門出はとうに過ぎ去れど 思慮は今日も未熟者なり
5
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クロネコ
天地災 病に飢餓と尽きねども 深憂不断は 我らが業なり
6
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クロネコ
叢雲に 閉ざされ闇夜は深まれど 待ち得ればのぞむ 雪月の明かり
10
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露草
なにもかも化身に見えて亡き君は吾の瞳に宿る住人
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ななかまど
はや冬芽春へ希望の満ちておりセンター試験甥は終わりぬ
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ななかまど
一人居の友気になりて見あぐれば睦月の空に鳶つつがなく
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