詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
量るなど出来ない「重さ」を乗せている 車体の「使命」を軽んじる勿れ
15
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本能寺
斎場に 一陣の風 桜舞う 父の魂 登り逝くのか
31
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詠み人知らず
先生の声がだんだん遠ざかり 寝てしまったと 自覚する午後
23
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リクシアナ
春空の青さを探す色見本 過ぎ去る風がページをめくり
17
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矢車菊
つぼみとは祈りのかたち またひとつ願ひの花が咲きますやうに
30
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リクシアナ
言葉には変えずに握る涙粒 ぶつけた空に雲片ひとつ
13
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矢車菊
せせらぎとひかり微笑みあう岸辺たんぽぽいろのそよ風になる
22
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矢車菊
住む場所も姓も今では異なれど姉妹をつなぐ永久の糸偏
28
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千映
電話よりチャットの文字が本当のあなたの素顔むき出している
11
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詠み人知らず
桜咲く 見物できず桜散る 欠如している 花鳥風月
21
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沙久
小さい事も無駄にしないと決めたんだ負けず嫌いのライオン爪研ぐ
11
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沙久
走り続けることに疲れたのならばため息でもいい 長い深呼吸
9
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もなこもち
お花見の団体さんをやり過ごしシャッターチャンスを狙う坂道
5
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舶女チェルシー
二十歳頃「死体」と呼ばれた私にも花吹雪降る晴天の花見
8
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へし切
山ぎわの空はかすみて花の雲かかるすそ野の春はのどけし
32
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舶女チェルシー
ゴロ寝する芝生から見る青空が特別になる満開の桜
10
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舶女チェルシー
怪しげなピンク夜桜提灯のふもとで交わす淫靡な約束
4
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灰色猫
夜空から星が落ちては僕たちの 心の泉に波紋をたてる
30
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灰色猫
頑強な 鎧を纏い 武装して いつまで涙を 堪えているの?
29
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恣翁
殉愛を果たし得ざりし十字架に 懲りずて 愛の海市彷徨ふ
15
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