麻のお気に入りの歌一覧
夕夏
しんしょうがよいかわるいかもしゃもしやたんかでつづるかいがあるらむ
3
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野々花
読み掛けの本を閉じればぼんやりと西空浮かぶ朝のおぼろ月
12
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野々花
透き通る空気の中に陽はとけてとろりとろりと眠たげな春
14
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野々花
春の湖少し揺らして進み来る白鳥の白朝陽に溶ける
21
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灰色猫
風光る 芽吹くあぜ道 駆けてゆく あの子は春へ 向かっているね
38
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恣翁
さざめきに 美女見失ひ 振り向けば あでやかに 香の火影にぞ在る
22
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舶女チェルシー
右眼にゃあ人間の頃の景色見え左眼頼りの野良猫の恋
7
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海月(みる)
会うほどに溢れる気持ち抑えつけ迷惑だけはかけないように
6
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デラモルテ
小望月見えぬ雨雲覆われて冬思い出す肌寒き夜
10
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朔夜
負けるなよガンバレガンバレこれ以上なに頑張ればいいのだろうか
6
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只野ハル
春の海水着の上に夏服で波打ち際に素足を濡らす
9
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只野ハル
もう一面のクローバーを見ることはないメガソーラーに覆われ
17
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舶女チェルシー
心臓はあてにならない触覚がドクドクするものだけ色を塗る
5
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風船人
立春の日差しはあれど手焙りを放す能わず今日の徒然
9
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葱りんと
帰り道 娘と大きな 月を見た お手々つないで まあるい気持ちで
17
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鴎
生きることつらき時には腹ばかり満たし心の虚ろなるかな
5
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朧月
とまらせてくれぬかと枝に鵯一羽白き梅咲く長閑な春に
16
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詠み人知らず
歌将棋読書珈琲純米酒刺身牛丼夜中の木馬
12
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まろ
図書館の司書に恋して四年間大人の恋に寒暮悲しく
8
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炭酸水
休日はひねもす床に寝転がり味噌汁の具など考えている
10
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