コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
ひきわりの納豆ぐるぐる混ぜてやる逆回転でびっくりさせる
22
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へし切
老いぬれば惜しむ命のなき身にも生きるのぞみは捨てがたきかな
21
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へし切
基なる国の調査の信なくてあやめもわかぬなほ闇の中
14
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へし切
年経れど避らぬ別れの哀しみの涙ににじむ水茎の跡
22
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可不可
目に見えないナイフが削るケバブ肉 みたいなダイエット中毒
8
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可不可
寒いほど繋ぐ手と手の真中で二人の心臓ひとつに脈うつ
11
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可不可
か細くもない首すぢも隣りあふ肩へしなだれオデット姫
7
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幸子
「汝放つ輝きは我が宝なり」友を称ふる心また宝
17
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KEN
重き酒 夜明かし飮めば 雪も雨 下北澤の 踏切の前
14
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KEN
にはたづみ 窓つく雪の 澪の跡 幽かに春を 傳ふ朝かも
12
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KEN
雪止めば 西に狼 北に妙 東につくよみ 春少し降る
15
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KEN
蒼白く 光る衣に 身を包み 眠る女神の 音無き吐息
11
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滝川昌之
寄り来ても逃げ飛ぶくせに鶺鴒は寒き歩道に尾で会釈して
20
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滝川昌之
陽だまりは平等にある冬の日の老婦のひざに、抱かれた猫に
21
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滝川昌之
雪雲に挑むがごとく初午の幟は立ちて春招きおり
19
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横井 信
クレーンのゆっくり動く窓の外冷たい風の音も揺れてる
11
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横井 信
青空をうつす水面を騒がせて旅する風は歌声連れて
13
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横井 信
やわらかな冬の光に葉を広げ目覚めた花は凛と輝く
12
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横井 信
寒起こし 土の香りが漂って寒さに耐えるつぼみ見上げる
19
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横井 信
姿なき冬の朝陽に溶けている優しい声は母の温もり
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