吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
灰色猫
オルゴール開いてみれば君のようもう恋しくてもう聴けません
23
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灰色猫
ふたりして子猫のような鳴き声で夢見る夜に辿りつけずに
17
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秋日好
絨毯の上にふたりで寝転がりワルツのホールド試して爆笑
12
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秋日好
表現に重きを置いた氷上のエキシビションから目が離せない
19
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詠み人知らず
猫族は猛獣いろいろ取り揃へ猫パンチだけぢゃ済まない大怪我
8
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詠み人知らず
英吉利は自然らしい庭づくり人工美みせつける仏蘭西
8
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詠み人知らず
アポあって横浜なう駅前のロォタリィひらく蒼穹
9
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inosann
慣れぬ杖たよりに歩く義母の身が可哀想にも哀れにも見え
20
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藍子
木陰から眺める空は天高く優しさ含む和やかな青
16
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藍子
カレンダー捲ると残り一枚で今年も終わる月日の速さ
27
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山崎ふゆ彦
冷える雨、終末期ケア講演はなぜか満席「傘」が気になる
5
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山崎ふゆ彦
片耳の白磁のうさぎぼんやりと前眺めゐる父のごとくに
6
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山崎ふゆ彦
冬鳥が鋭く声を鳴き交わし入り江の町に秋が深まる
14
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山崎ふゆ彦
富士山が蒼天従えおしみなく裾野さらして眼に迫りくる
8
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山崎ふゆ彦
ホロコースト、いまなお火種は燻りて侮蔑や差別つきることなし
8
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ななかまど
妻の耳年々とおくなってきて目が会うたびに「何お父さん」
11
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ななかまど
錦秋を車窓が切りとる鳴子峡ため息残るトンネルの闇
8
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ななかまど
木守りを誰にせんかと枝の柿俺が決めるとカケスの一羽
10
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ななかまど
後悔を忘却の籠に放り込み生まれくる英気明日へとつなぐ
12
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ななかまど
まだまだとなりわい終えて振りむけば鏡は写す灰白の髪
10
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