コタローのお気に入りの歌一覧
只野ハル
伐り過ぎた梅にも花の咲き初めて少し寂しい満開を待つ
17
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只野ハル
雨の日にディストピア小説を読む終わる頃には止んでてほしい
9
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うすべに
つらい冬 悲しいことも風の中 いつか話せる春の陽ざしで
21
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ななかまど
伊豆に吹くペリーロードの風温し車の雪を払いし手には
5
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ななかまど
伊豆ゆけば山と海とが近ずいてプレートのこと目の当たりなり
7
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もどり
封筒に刻み込まれた筆跡は誤配がゆえに冴え冴えとして
8
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もどり
細切れになった秘密をビニールに詰めてオフィスの隅に積み置く
8
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もどり
〇・三八ミリのペン先を抜け溶けていく日を夢に見ている
6
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もどり
絶海の孤島を胸に飼っている 世界の終わりはここから見るの
4
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もどり
使い捨てマスクの中に露結び今朝も私は生きている様
9
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灰色猫
あたたかい土の眠りにいたみたい成人式の蝶になるまで
19
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灰色猫
お薬を飲むたび体が痛がるの体に眠りを与えなくっちゃ
24
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灰色猫
ぞくぞくと悪寒の走るからだへと生姜の香る甘酒やさしく
24
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へし切
いよいよに スマホ わくわくデビューかな 孫との語らひ 動画も楽し
21
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滝川昌之
地団太を踏んでは手に息かけ合って幼子と母にバス停の冬
22
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滝川昌之
苛立ちは人身事故で遅延する車両ではなく救えぬ命
21
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しずく☆・.…。
新幹線 旅立つ人の 背を押すは 色々あっても ビーアンビシャス
35
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千映
立春の前に啓翁桜見る春を待ってるこころに咲かす
9
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千映
雪解けにちらりと見える南天の紅色舞妓の紅色に似る
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千映
もてなしの心がのぞく野沢菜の漬物に入る桜の塩漬け
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