詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リンダ
病んだから見えて得たもの多々ありて心壊れて歌に出会った
30
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垂々
左手に輪ゴムを三つ巻くひとの留守番電話に透ける菜の花
9
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薫智
間違いをおかさぬ人はいないからやり直そうよ生きてる限り
15
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でくのぼう
雷鳴は眠れる者の夜半裂き腐れる血の雄叫び醒まし
14
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まるたまる
おそらくは大正時代の窓硝子五月晴れかな絶唱の里
14
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螢子
何処から飛びし根づくや芥子の花幾たびの春庭に運べり
15
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トーヤ
まだ少し早いかもな、と呟いてアイスカフェオレ指先冷やす
3
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でくのぼう
なみだ雨櫻散りそめ桃色にあなた戀しく花筏かな
16
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庭鳥
君の書く文字が欲しくて見回せど君はメモすら残さない人
9
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螢子
失恋のうたなら幾つも詠めていく昨日も今日も明日も明後日も
7
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銀ねず
雨もまた前線の名に恥ぢぬなり流るる花をしがらみとして
4
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詠み人知らず
萬物が芽吹く歡喜の春なのに寒氣がきてはいと困りけり
13
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リンダ
(病んでいる)は誉め言葉として解釈し凝りもしないで恋歌つづる
10
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まるたまる
時々は秘密の恋のスリルある私の好きなネクタイをして
11
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トーヤ
鼓動するたびに疼いている傷は自分自身にかけた言霊
16
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公子
ジーンズと黒いセーターばかり買う春爛漫に乗り遅れつつある
9
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falcon
「はつ恋は?」問われて想ふふるさとの木造校舎と丘の春風
20
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ほたる
突然に堕ちた恋とは突然に醒めるものらし かぎろひの春
6
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悠々
天に伸ぶ欅一本直立す漁(いさな)するごと雲に網打つ
13
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まるたまる
「抱いて」って言ってる訳じゃあるまいしメールぐらいはして欲しい夜
12
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