御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
へし切
思い出にしばし慰む ふるさとは 遥かなれども あの日のままに
16
もっと見る
虹岡思惟造
沈丁花ポンと最初の蕾咲くそっと顔寄せその香うかがふ
8
もっと見る
柿のたね
君ならで誰にか笑はむ おもしろきことも無きこともパブロフの犬
4
もっと見る
鞘森天十里
白と黒 黒のが重いはずなのに何故か重たい雪国の白
6
もっと見る
KEN
咳ひとつ 落とし拾はぬ 蹈み跡を 隱しつ消ぬる 今朝の雪かも
19
もっと見る
詠み人知らず
雲分けてあはひ漂ふみづを透きひかり届けむ陽の瑞瑞し
14
もっと見る
茂作
今はとて訪ふ人も無きふる里の 梅の便りを如何に知るらん
22
もっと見る
横井 信
冷え込んだ夜が近づくぼんやりと街のあかりを雲にうつして
18
もっと見る
うすべに
仲間からはなれた場所に土わって 顔だすつぼみ春をひろげる
14
もっと見る
詠み人知らず
悲しみの春雨零る友の生にご母堂の愛慈雨となれりを
15
もっと見る
灰色猫
歌友の母ゆく歌にふれしほど生ある母へ仇を悔やみつ
13
もっと見る
灰色猫
世界へと雫のように生まれ来て弾けてしまうあなたはひかり
12
もっと見る
へし切
ぬくもりと小さな思い出 ただ浮かぶ 変わらぬ笑顔でまた出会いたい
22
もっと見る
広葉樹
如何にせむミモザの花の入荷すと聞けばせかるる胸の思いを
12
もっと見る
ながさき
人生と いう名の旅を 楽しもう 悲しみ多き 時空を超えて
14
もっと見る
詠み人知らず
魘されて覚めなば届く夜半の風忍ぶるほどに何を急かさむ
14
もっと見る
そらまめ
天上の 音色まといて 学舎の 銀杏の下の ひだまりの君
12
もっと見る
茂作
戲れとわかりてもなほ會ひたきと 云ふ君はまたマリーを歌ふ
18
もっと見る
杜鵑草
窓にもたれ夢を描いた若き日の熱き血潮よ今はいづこに
14
もっと見る
あおば
生きていて普通の暮らしをしているとわかっただけでもうそれでよい
12
もっと見る
[1]
<<
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
>>
[151]