詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
うろこ雲 随へて照る名月も 愛づる豊けさ失くしたりけり
12
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石川順一
髪を切りミニ扇風機を廃棄する生々しくも熟柿は土に
9
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石川順一
ミントの葉白く花咲き萎れたり水に浸かれば回復したり
12
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横井 信
水滴のぽとりとあたり見上げれば二羽のスズメのさえずり残る
11
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只野ハル
もうそこに君は居なくてまたそこに僕は佇むただ俯いて
10
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夢士
一人去り二人去りして虫の声窓辺の君よ吾と語らむ
11
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夢士
軒を打つ雨音激し葉月の夜虫の音途絶え窓辺に一人
14
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滝川昌之
銀杏の匂いで見上げる葉先には縁取る黄色ほど進む秋
18
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コタロー
誰一人生徒のゐない夜の校舎職員室の燈りがひとつ
9
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コタロー
華やかな花火のやうな僕の戀消えたる後の闇が切ない
6
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詠み人知らず
この恋は封印せずにごく偶に灯してみようマッチのように
8
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詠み人知らず
突然に病に倒れ一線を譲る無念の秋雨止まず
18
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詠み人知らず
印字され本の重みに温もりたい幼い私に読ませてあげたい
10
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しずく☆・.…。
秋月が 古都の夜長に 弧を描き 千年余を越え 人を魅了す
18
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吉野 鮎
聞こへくる鼓笛隊の音子らの聲晴れたらいいね キミ主役の日
14
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詠み人知らず
葉は青く子羊の歯に咀嚼され繊維断たれゆく問いも無きまま
9
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詠み人知らず
出るべきはとうから芽を出し愛でらると知りつつ埋れ腐り病む吾は
10
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横井 信
秋の夜を明るく照らす月光にススキは揺れて雲を手招く
14
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横井 信
道端に小さな花は咲いているうつむき歩く人に優しく
12
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石川順一
オレンジとベリーの紅茶を飲みながらどこにも行かぬ事はおかしい
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