ふじこのお気に入りの歌一覧
へし切
風の中 金木犀の香りして 帰りたき里 戻りたき時代
29
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滝川昌之
いつだって止んだら傘はじゃまになる それでも親は子の傘になる
21
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山崎ふゆ彦
母が読むお伽ばなしの中に居てそっと目を閉じ昼寝をしたい
8
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まあさ
早朝の 秋虫たちの ボリュームは ひと月前の 蝉時雨に似る
21
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石川順一
光芒が植物祭を照らす時石川信夫と前川佐美雄
14
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inosann
何もする事が無い人と何もしたく無いと言う人が電話で話しぬ
21
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吉野 鮎
秋篠の川堤に咲く葛の花あまき香りの鞠あかむらさきを
22
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吉野 鮎
參道に咲き零る萩花の道秋つれる風と朝を歩めり
28
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秋日好
九字切りて転生を待つ守護結界ダガーの周りに生じせしめん
12
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詠み人知らず
手づくりランチ手わたす指先の微か震へて入江さざ波
9
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まあさ
秋蝉の 告白を聞き さりげなく 桜紅葉は 色付いてゆく
25
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inosann
やる事を「そのうちそのうち」と先延ばし「そのうち」一生終り行くかも
22
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滝川昌之
仲良しの茶色い蝶のカップルの愛のダンスに灯るサルビア
26
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石川順一
夕暮の水源地帯を読んで居る玄関が響くトラックが響く
15
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へし切
わが宿に人音もなく虫の音をひとり聞く夜は君恋しかり
32
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恣翁
心を三度も 押し盗む人の 徒けたる 恋ひ狂ふなる胸こそ叱れ
16
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灰色猫
虎として生まれたからには夫婦捨てひとり孤高を生きねばならぬ
16
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灰色猫
淘汰へと消えた真神の咆哮は新月の夜に蘇りおり
20
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灰色猫
黄緑の夏のもみじが大好きで参道ひとり愛でつつ登る
18
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詠み人知らず
見てみたいあなたの心に浮かぶもの 目を凝らしても映らぬスクリーン
20
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