サヤのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
人恋しき思ひは誰も抱くもの 齢ふるるも若きも同じ
27
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恣翁
長き柄の 一人乗り用の小車は 如何に狭しきも 長閑に走る
19
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へし切
恋ひしさに君が面影うかぶ夜は胸のたかなり寝も寝られずに
26
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林林
三枚の布団に四人雑魚寝する狭いけれども楽しい我が家
115
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石川順一
稲の穂に風が当たれば次々に色の濃淡変え直ぐ戻る
17
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灰色猫
元気でね元気でいてね見えずとも聞こえなくとも指手話伝う
13
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灰色猫
おはようもごちそうさまもおやすみも実は魔法の言葉なんだね
17
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灰色猫
夏祭り浴衣さゆらぎあなたから初秋の風の寂しさ零れ
22
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滝川昌之
あちこちで蝉の葬儀を営んで喪服のアリの夏は哀しい
30
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へし切
いつまでも君に抱かれ眠りたいたとへこのまま恋ひ死ぬるとも
28
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石川順一
車から降りる女に氷菓無し日に日に増し行く地震の害かな
15
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灰色猫
眠れぬ夜あーだこーだと悩みつつ推敲しつつ挙げては消して
20
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灰色猫
赤い糸ためらいながら引っ張れば小学校のあなたの机
25
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滝川昌之
学生の分だけ空いたつり革で触れぬ背中のシャツも涼しく
26
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詠み人知らず
倦みにけり 膿出るがに倦みにけり 見送れる日ぞ とけしなくある
14
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石川順一
三回の九号室にやって来る同じ苗字の人を意識す
15
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恣翁
穂の烟り 風に吹かるる小糠草 何しか睨む 実に憐れにも
21
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Chico
球場は快晴なりとアナウンス 自棄に高鳴る君が心臟
22
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石川順一
小豆バー食べて英気を養いぬ曇り空さえ忘れるほどに
17
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灰色猫
傘を閉じひととき雨を浴びてみる何処かで流れたなみだ想いつ
19
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