蔓葵のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
五分咲きの梅林愛でる半欠けの月よ互いの不足は責めず
21
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可不可
あちこちでマスク見合って思ひ知る 目は口ほどに物を言はない
11
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草木藍
梅の花ほのかな明かり頼りつつさがせば一輪恥じらうように
10
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柊+
白梅を仄かに灯す如月の 夜に落ちたか雪の玉水
12
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へし切
美しく 花は姿にあるように 人はこころに 誠なりけり
20
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武蔵野
日が暮れて 冷たい風に 誘われて 窓を開けると 今日は満月
6
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さいおん
久方 雲尓隠之 猶予尓 公立来者 不曜友吉
6
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つばす
アベマリア キリスト教徒でもないのに 疲弊した心を癒やす歌
3
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わかばみち
病室の窓から見下ろす県庁の窓に映り込む働く人眩し
9
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千葉 甫
三ヶ月前から知人となった人マスクのままの顔に馴染んで
3
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うすべに
長い夜 古い詩集をたどる指 恋した頃のセピアの匂い
6
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草木藍
帰り道明るき夜と見上げれば今宵満月色暖かし
7
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河のほとり
懐かしき里を思へば遥かにて峰に障らぬ雲ぞ羨しき
14
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灰色猫
花々に心がありと想はれば心も晴れて澄み渡るべし
12
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灰色猫
冴え渡る月の砂漠に美しき四季がありとはかぐやのみ知る
13
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灰色猫
君ありし時には見えし君のなき時には見えぬ彗星を追ふ
12
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灰色猫
流れ来る星々あらむ燃え尽くる星々あらむ宙のまにまに
10
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灰色猫
肌を切る冬の嵐に淡々と今年も星を想ひて生きむ
14
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桃山
太くなるウエストサイズを気にしても食は細らぬ事ぞかなしき
11
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タイベリアス
北風に山から届く雪の花下戸の我が身も熱燗求む
3
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