偽嫁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
久し振りカッコ笑いを付けてきた 家人の手紙に心は溶ける
21
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詠み人知らず
いっせいにこちらを向きしパンジーの笑顔に和む 検査の帰り
27
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詠み人知らず
太陽と砂の匂いのジーンズを はたいて上がる子等のかしこさ
24
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山田美弥
みんなただ一生懸命なのにまだ世界平和は訪れてない
7
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文麿
我ここに廢墟を成せり音を消し遊具錆させ草を繁らす
13
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あまおう
駅裏も華やかなりし梅の花きみ待ちわびて春は爛漫
25
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7
じゃあきみのアルバムのなかで眠るから思い出したら起こしに来てよ
10
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まがね
桃色のちっちゃな手袋落とし物桜の枝に着せたのだあれ?
23
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笑能子
言いかけた怒りをそっと飲み込んで諦めに変えやがては発条に
3
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桜園
姑の介護下着を選びつつ怒り沈もり優しさ芽生ふ
27
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こぐまじゅんこ
明日発つ娘と一緒にお茶をする今度会うのは夏休みかな
6
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詠み人知らず
席1Bうつら居眠りのぞみ号 組む脚揺れてドア開き閉じ
13
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詠み人知らず
時節がら浮かれ気分になりたくて 高校時代のジーンズ選ぶ
23
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詠み人知らず
「川の字」で寝るのが憧れだったけど 数字の1が定形となる
23
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赤石仙人
仕事場の窓から見える興福寺五重の塔に何を語らむ
5
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只野ハル
普段着は今もジーンズスニーカー白いの混じる髪になれども
6
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文麿
スーパーで生鮎見つけしお燒きで食みて思ほゆ彌生に鮎か
8
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あまおう
五分咲きの桜祭りにきみと居る恋の濃度を求めなさい。
18
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いとう むた
胸焼けがするほど食べてきた君を少し残して保存できたら
6
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詠み人知らず
四十度 震え診察待つ人を 笑顔の老婆の列が拒否する
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