住川幸のお気に入りの歌一覧
薫智
一瞬で理性が白くきえてゆく何かこわれる音がしていた
10
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キタハラ
鳩くらい出ないものかと空っぽな右手をじっと眺めてみたり
17
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緋色
涙目が見上げた夜の星屑を君の居場所に置きかえてゆく
12
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たえなかすず
ああずっと桜だったらいいのにな真水にそっと浮かんで死ねる
7
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七色コイン
飛ぶ時は雄々しく飛ぶさ待ってろよ 溺れた親父助けに行くよ
8
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只野ハル
片方だけ残された手袋が引き出しに射す日差しで春を知る
5
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日向ひな
コーヒーで薬を飲んじゃう人だから私がいたってきっとだめです
8
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れお
まだ意味を持たない桜の花びらと未来が小さな手のひらの中
5
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市川ありさ
淋しさを埋められるのは自分だけ短い夏の星座が笑う
6
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しづく
人生の最後に何か食べるなら母のおろしたやさしい林檎
10
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ゆら
今すこし早足になるもうすこし生きてる体にしてあげたくて
1
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詠み人知らず
ごめんねの 4文字で殺す 希望とか来ない未来や 二人の夢や
14
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もなca
国道をひた走るほどに青空は明るさ増してこの先は海
16
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あき
桃色の蕾の花は真っ白で墨を含んで散ってゆくのだ
15
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紫草
ある時は心のままにある時は妄想の果て歌のあらわる
18
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菱谷真青木
「機械にも心はあると知っていて私の螺子を探すのですか」
4
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もぢずり
子のくれしオルゴール鳴る「イエスタデイ何故に捨てたの信じてたきのう」
4
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ゆうくん
陽の色は 四月のリボン 若草を 春あたたかき 雨に束ねて
5
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詠み人知らず
世のなかの傘になれよとお袋さん 破れています知ってるでしょう?
20
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葵の助
春風がうふふと襟足撫でるほどショートカットにしちゃおうかしら
4
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