葵の助のお気に入りの歌一覧
卯月
あたらしいビーチサンダルうれしいな おうちの中でピコピコ歩く
13
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虫武一俊
死になさいって渡されているこの縄をわたしは飾ってしまう気がする
50
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恣翁
日の暮れを 待つかのやうに ひっそりと さびしい胡麻の 花咲きにけり
31
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三嶋
手の中の檸檬はしんと冷たくてただ立ち尽くす朝の窓辺に
19
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三沢左右
蒸れ立たむ軒の露けさ肌にまとひ海の温きを歩む心地す
17
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水上基
「満月がついてくるよ!」といつの世も子供の世界は天動説で
39
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こはぎ
距離感がわからなくなる近付けば離せなくなると知ってるふたり
2
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三沢左右
目にかかる髪を摘むのと同じだけ力をこめる天へのグラス
15
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こはぎ
はにかんだ君の笑顔を閉じ込めて反芻している帰りの電車
7
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七色コイン
転んでは起きた記憶が蘇るあの頃オレは強かったんだ
16
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こはぎ
欲しいなら力任せに抱きしめて攫えばいいよ 優し過ぎる君
3
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晴流奏
潮風と溶けたメロンのかき氷戻れぬ過去は遠く手を振る
5
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はな
八月を仰いで伸びた首筋の汗に抱かれてみたい真夏日
11
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まるたまる
原発をややこしくした誰かのせいで全部ぼやける原爆の日だ
14
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三沢左右
そもそもは吾ならでただ吾が恋は君が面影夢に見ければ
12
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三沢左右
今日の日はグラス二つを鳴らし合おう 笑顔透かして高く一音
15
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敷島ヤマト
決まらない髪を諦めざっくりと結ぶお前の右腕が好き
5
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詠み人知らず
陽だまりのスケッチブック鉛筆の線はだんだん光に還る
10
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詠み人知らず
いい予感集めていけばベランダの光を受けて軽くなる羽根
9
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まるえふ
過去からの僕の手紙はキラキラで一方的に前向きだった
9
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