四季野 遊のお気に入りの歌一覧
加祢
玉砂利の千代に沁むをと花が影流るみづはし結ぶゆらの音
19
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加祢
我が夏はまだ終はらじと明け渡る空にかぎりの羽音広げり
43
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浅草大将
通院をすすめられては苦わらひ財布の中を知るは我のみ
23
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粕春大君
花咲けど色に出でざる我が恋に焦がれ黄金の竹の秋なり
29
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粕春大君
秋萩の露ちる風に化野の行くすゑ見たり心して吹け
26
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たんぽぽすずめ。
きれぎれの言の葉満ちて吹く綿の風のひとつに君をおもえり
36
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たんぽぽすずめ。
鉄棒に止まれどすぐに飛び立てり雀の足が気になる酷暑
28
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半格斎
戀わすれ白きうなじのいとしけれ夕餉の支度の君のうしろに
25
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半格斎
吾の前の五歩ばかり前飛びにけり、くの字くの字の秋茜かな
18
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日央
幾日か前の夜には蝉の声 今宵響くは鈴音細かに
12
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まるたまる
巡り来たチャンスにスキスキ光線失敗し世間話に終始
19
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はなはな
蜻蛉のごとき想いを手にしては優しく包みまた飛んでゆく
10
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粕春大君
たちのぼる峰の秋霧弓張りの月のいるさに晴れわたらなむ
25
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たんぽぽすずめ。
思い切り遊びたいからなんであれ仕事が出来る体に感謝
11
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半格斎
愛盛りおみな子の聲聞こゆれば翁おうなは色めきたちぬ
7
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半格斎
白百合の香ぞ立ちながる夕間暮れ佛間を發ちておもてに向かふ
13
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半格斎
過ぎ行きし日々の暮らしの歎かしやうたに癒されうたを繋ゐで
10
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falcon
特高におびえし日々もいく昔「安堵したの」と母はかたりき
16
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小原真琴
思ひわび 影はさやかに 宿りける 風立ちゆけば 見ゆるものなく
10
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日央
少な音に想ひ一つを込めてみむ 込めてみむとて千種に思ふ
12
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