詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
一言の文字の羅列の殊さらに思咲やさらさら更に沙羅皿
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詠み人知らず
いろいろを作れるきらきら目指します散らかるお花や星屑撒いて
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詠み人知らず
磨りガラスちょっとの濁りを透る陽が琥珀糖のきみやわらに包む
11
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詠み人知らず
おうたには自由なものをくっ付けてあたしのかわりに遊んで欲しい
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詠み人知らず
母さまが はじめてわたしに こころから謝って、下さった 謝って下さった
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吉野 鮎
藍藏に蒸る藍の葉釀されて汝裡の駿馬は紺のさかりを
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詠み人知らず
傷持ちて我が苦しさを障害を吐露したる時母は謝意みせ
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詠み人知らず
本日は柚子を湯船にぽこぽこと浮かせて湯船もぐら叩きで
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詠み人知らず
プレゼントモミの木の下置きましょうサンタさんにはホットワインを
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詠み人知らず
三階の我の居室を歩く窓夢想のなかを渡る銀の男
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詠み人知らず
三十路にて姫と呼ばれしいきもののお花畑とお砂糖の城
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詠み人知らず
お騒がせして友の手すら振り払い飛び出し出戻りごめんごめんなさい
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滝川昌之
二軒目のバーに忘れたストールを取りに行こうか買うが安いか
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恣翁
火点せば 人も羨む綾絹も 羊毛ゆゑに 諸臭ふにや
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むらさか
異様なり異様異様と異様がり異様異様でいよいよ照れる
5
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角谷守
光から青だけ取って来た日暮れ 水族館に置いてきた夢
5
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あゆか
銀杏は御神木にもなれただろ鍋でわたしのおやつになった
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恣翁
粉を噴ける釣り柿を食み 熱き茶を啜り 語れる 長き冬の夜
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恣翁
大惚けの空虚の為に おほどかな俄達尊 荒み初めにき
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滝川昌之
着古したニットのようなホッコリを吾に与えし陽だまりスズメ
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