秋日好のお気に入りの歌一覧
西手心黒
「愛ゆえに」口に繰りたる束縛も言えぬとなれども塩詰め縫いたし
3
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西手心黒
「背で語る」丸めたままの手酌酒昔に酔った反面教師の
7
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へし切
春色の風に誘われ微睡めばやさしい君に逢えるだろうか
16
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恣翁
花散るを 憂しとのみやは思ふべき 散れこそ咲かめ 季の来ぬれば
14
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ななかまど
カタクリを初夏の風撫でて吹け紫揺れる里山の春
16
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千映2
花びらの舞う下で食むおにぎりの美味しと老女三人笑顔
8
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び わ
白き花虹の女神と伝えらるジャーマンアイリス静かに沈む
5
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只野ハル
暖かい乾いた部屋ヌードで伸びをする細胞が喜んでいる
1
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只野ハル
その話前に聞いたという君にそれはこちらも同じと返す
2
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ななかまど
男にはあるという七人の敵古希を跨ぎて数えてみたり
13
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へし切
さくら散り春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかににほへれ
19
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ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
18
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杜鵑草
定めとて送り送られ別れつつ春は心ぞもの憂かりける
14
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恣翁
しめやかに 春を潤す花の雨 夜目を掠めて ひそかに降れり
15
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杜鵑草
家にこそ名残り多かれ妻のゐぬ春の都のゆかしきやなぞ
13
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恣翁
ただ春と共に動かな 我が心 花曇る空暮るるを恨む
10
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ななかまど
芽吹きたる若葉をやさしくたたく雨ピアニシモとはこんな強さか
15
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杜鵑草
酔ふままにわが身も知らずうち臥せば頭うづきの朝は来にけり
10
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西手心黒
現場に出ぬをサボリと言われれば求人誌に目が行くもやむなし
3
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恣翁
開け放つ扉が 空しき春の陽を 上がり框に投げ掛くるかな
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