灰色猫のお気に入りの歌一覧
鴨ミール
年々と基礎体温が下がりゆく わたしは幾分か夜へ近づく
7
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鴨ミール
五度四分 三時の渋谷交差点越ゆわれは人より夜に近しい
7
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コーヤ
黄金に染まるアカシア並木道暮れゆく闇も明るく光る
22
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コーヤ
路や野辺 紅染める 秋風の 燃え染める心 君に贈らむ
17
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藍子
青空に浮かぶ雲たち形変え風に任せて漂うばかり
4
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北上 詩迷
彼女の手 遠い記憶の彼方にて 幻想として壊れ続ける
5
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夕星(ゆうずつ)
膝抱へ夜明けのカーテン搖らしては 照らす朝日に戲言を一つ
7
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夕星(ゆうずつ)
あの人の理想の女性になれないわ だつて私は隣にゐたいの。
6
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赤石仙人
寶劍の頂までは登れども劍先に立つ餘力殘らず
6
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赤石仙人
ロープーエィしらび平に降り立ちて雲間にのぞく寶劍を見ゆ
5
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恣翁
濡れ縁に 涼夜占むれば 木犀の香ぞ 人知れず移らひにける
16
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水海はるこ
聞けるのに聞かないきみに言えないというより言わなかっただけなのです
10
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水海はるこ
「金木犀各位 明日夜明けから一斉に香り立つこと(厳守)」
8
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もも桜
會へぬ日の夜は寂しく時過ぎず電話手にすもがまん我慢
7
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矢車菊
さよならは未完のままにしておかう またいつの日か出逢ふ日のため
12
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詠み人知らず
虫の声とぎれて郷へふと秋思木の実降る夜の囲炉裏の灯り
13
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詠み人知らず
マスオさんしている長子鵙高音しあわせなれば吾は複雑
11
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片井俊二
木々の葉が時折風に揺らめいて己が影へと舞い落ちる秋
5
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桐生賄
スケジュール帳は十月始まりで うきうきワクワク、記入楽しく
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みなま
土曜日の朝の木屋町黒服がしゃがむ路ばた曼珠沙華パシャリ
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