灰色猫のお気に入りの歌一覧
葱りんと
布団という 文字盤の上 チクタクと 娘は回る 今日分育って
14
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利己翔
大脳を開いてクスリを詰め込んだ初音ミク爆弾を投げ込む
3
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只野ハル
すぐ息が上がり泳ぎ続けられなくなると浮かない顔で言う
14
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夢士
鳥の餌の零るる種に花咲て四季来る庭に秋風を聞く
25
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ながさき
いつまでも 子供は子供 母は母 いのちを懸けて いのち見守る
29
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優器ルミネ
「嫌い」など 口に出さずに 胸で研ぎ 油断を狙う 方が不気味で
7
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藍子
強がって背中を向けて歩き出す待てよと言ってくれたら良いのに
9
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へし切
誕生日 孫と戯る かくれんぼ いないよ!いないよ! 爺はどこだ
26
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橙田千尋
ブラインド近くに自殺用の紐世界は肯定でできている
5
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山崎ふゆ彦
ひよどりの声さわがしと厭いける母思い出す秋の朝かな
11
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朔夜
つるつるになるまで珠を磨いたらなにも残らぬボクがポツンと
6
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矢車菊
大いなる幸ひひとつあるよりも あまた小さき幸ひあれと
21
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矢車菊
ささやかなほんの小さな幸せを大事にできるひとがしあわせ
19
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緑里
最高で最期の恋だというのなら娘の前でいってみせてよ
7
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リクシアナ
秋のやみ灯火の下に書をとけど落葉の音に胸さわぐ夜半
19
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コーヤ
長雨に心も沈む昼下がり優しさ魅せる萩に癒され
18
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コーヤ
夕闇で耳を澄ませば虫の声可憐にきこゆ君想う夜
18
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緑里
第三次婚活ブームが訪れて慌てふためく6歳児たち
4
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絮谷新
かの肌に纏ふ香りは山茶花の移らふ闇に咲きて新月
19
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なかしぃ卿
道端で小さき秋を見つけたり持ち帰らずにそっとしておく
8
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