コタローのお気に入りの歌一覧
夢士
凍つる夜やオリオン見上げ指折れど頭凍りて布団へ逃げる
15
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可不可
オリオンも自分の星の数かぞへ飽きても他にする事もなし
8
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滝川昌之
読み直す亡父の日記に慶事なく日々増す苦痛の闘病があり
23
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恣翁
恬淡とすらむか ぽっかり浮浪雲 この天の下 何処も同じ
14
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恣翁
明け遣らぬ 尖れる寒さに凍てつける 蒼褪めし星 眼に泌むるかな
17
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恣翁
雨混じる 大きな雪の花片を数へて 緩き時 過ぐしけり
18
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恣翁
寒月は 風止みし天に高く冴え 下町の屋に 霜を置きけり
14
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芳立
わらはべのころと変はらず冬の日の病の床に旅を夢みる
10
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芳立
朝ぼらけわが身を打てる木枯らしはけふの旅路の雲をはらへよ
10
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芳立
生きゆかば魂を燃やせと冬の夜は緩みひとつもなくぞ凍みくる
8
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芳立
面かげはさやかにおぼゆ色よりも風に聞きつつ梅ふふむころ
9
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芳立
倒るまじつひのひと葉も朽ち落ちてなほ木枯らしに身を切られつつ
7
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詠み人知らず
下弦の月撃ち落とす気か青空を向かう飛行機ただ一直線
9
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詠み人知らず
朝日差す窓一面の輝きは希望のそれに似ていと眩し
7
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詠み人知らず
故郷は雪に埋もれて面影のままにありたり除夜の音を聴く
15
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詠み人知らず
ドローンを飛ばしたい君住む街に嫌いだなんて言った先から
6
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詠み人知らず
はしゃぎおりし越す子のトラック走り去りあとに転がるピンクのボール
8
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由縁
インフルの孫を預かる友の家 朝七時より洗濯干される
7
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由縁
亡き母は孫を持った喜びを 家前に襁褓干して表す
8
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由縁
大粒の輝く金柑店で買い もう無い実家の小粒懐かし
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