詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
問い掛けにほのかに君の頬染める公園の夕陽 眼裏に残りし
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滝川昌之
人も木もほころびかけた身を戻し春待つ午後にみぞれ雪降る
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澄舟
短歌とは読む人次第こころして短冊放る うたのわの中へ
21
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千映
恵方巻廃棄処分の映像がこころ突き刺すへんてこな国
22
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コーヤ
キラキラと ひかり流れる せせらぎの 心地よい音 春を奏でて
21
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コーヤ
寒けれどそそぐ陽射しの温もりが春へ春へと近づき証す
22
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新座の迷い人
行って見て 驚く施設 真っ暗で 暖房つけず 怠慢職員
17
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石川順一
重圧に耐えつつチラシ配り行く犬の鳴き声凄まじければ
22
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沙久
落ちて行く深くえぐって辿り着く 海底で今はただ目を閉じる
20
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灰色猫
まだ冷たい春の夜風に吹かれては命を落とす儚き椿
27
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蔓葵
朝がすみたなびく山のふもとよりうすくれなゐの春は来にけり
46
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秋日好
胸元の膨らみ触れて自問する「忘れたいのは恋か貴方か」
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みやこうまし
妻去りて影一つなる寂寥に耐えて渡るや月の砂漠を
27
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灰色猫
八千代にも千代にも木霊す精霊の森を育むデイダラボッチ
24
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まあさ
久しぶり タブレットへと 声かける 心ゆるみゆく 冴返る朝
19
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万陽
新生児 儚くも その澄んだ瞳に真の強さを 感じ抱き寄す
16
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千映
「チョコはいらんぞ」なんてさ 可愛くないの見えぬところでげんこつ一つ
20
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桐生賄
墓参り帰りにチョイと寄り道を 六年ぶりに女川町へ
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桐生賄
新しく 建設中の 学校は 故郷に合う モダンな作り
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野々花
歳ごとに増える白髪を撫でながら手編みの帽子目深に被る
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