へし切のお気に入りの歌一覧
悠々
ふるさとの雪もて末期の水となし兄は看取りぬそのいもうとを
22
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浅草大将
狂ひ咲く花の命のなに惜しき明日は吹雪とともに散るべし
17
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詠み人知らず
剣山にそっと寝ころび血の粒を 舐めとるような 我らのいのち
11
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浅草大将
酔ひさめて去りゆくひともおほ方の春高楼の花のうたげは
14
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ながさき
リモコンの 電波は見えず 押せば付く 第六感や 虫の知らせも
15
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桜園
足のはれいつになったらひくのかな完治は半年先はながいな
12
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片井俊二
冬空の凍てつくような満月に映しだされる孤独なひとみ
11
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悠々
さまよへる被爆の森の凍蝶にみぞれ雪ふる汚染の里ぞ
17
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rin
「さようなら」その刹那さと 「ありがとう」 その永遠が ひとつになった日
7
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只野ハル
朝市で買ったかぼちゃを炊いている明日が冬至とその後で知る
10
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只野ハル
上手くいくコツとレシピを用いても監視下なればできぬものかと
9
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ふきのとう
時おりに激しく窓を打つ雨を物憂げに見る十二月の午後
11
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ふきのとう
颯爽とリケジョとなりて輝くも色あせ見える将来を憂う
11
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ふきのとう
ひと月の早い寒波の襲来に外に住む娘は電話をかけくる
8
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紹益
朝露の 朝日に消える 儚さに 今宵のことも 夢のまた夢
19
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浅草大将
百とせに再び越ゆるいそのかみふるの中道このうまやより
12
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露華
そよぐ風 鳥の囀り 水の音 返してほしい この世の音を
6
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詠み人知らず
寂しさにこの世の底に沈もうと夢が私を助けてくれる
17
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桜園
年越して咲きし紅のシクラメン師走の風にそよとゆれる
18
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紹益
君と僕 出会えたことは 奇跡だと 僕は思えど 君は思わず
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