へし切のお気に入りの歌一覧
秋日好
お屋敷を庭を音符が渡ってくピアノひとつの勢力範囲
9
もっと見る
秋日好
ジャズ系のビートの効いた演奏の合間に混ざる小学唱歌
8
もっと見る
詠み人知らず
近頃は貴方の顔も浮かばないくらい厳しき世を生きており
17
もっと見る
浅草大将
われがわが十字架おひてゆく道に素どほりごめん教会の門
7
もっと見る
浅草大将
千早ぶる神のあはれみふか草やわが鉄砲でうつら鳴くなる
7
もっと見る
ながさき
「賢きを人と言う」とは 先哲の言、 続けて「はかなきを畜と言う」
13
もっと見る
ふきのとう
しもやけのかゆき小指をなでおれば遠き昔の我の見えくる
11
もっと見る
ふきのとう
潮風に耐えて咲けるや水仙の香り高きを花びんに活ける
20
もっと見る
ふきのとう
柚子の香の広がる湯船に身をしずめこの一年を思いおこせり
15
もっと見る
小林道憲
暮れ近く親しき友の死すという夜中に風のつとに起こりて
16
もっと見る
半格斎
降る雪の程のなきさま甚だし の々字描きても恨みは消えず
4
もっと見る
月虹
弾け飛ぶシャンパンの気泡 肉体の全ての細胞踊り始める
28
もっと見る
紹益
道端の 白き水仙 手に取らば ふと思い出す 君の香りを
21
もっと見る
つゆくさ
枯れかけのサルビアのあと 鮮やかなキンセンカ植え 新春を待つ
17
もっと見る
つゆくさ
あの人に決して迷惑かけぬよう 想いは全て仕事にむけて
9
もっと見る
つゆくさ
花たちよ どうか優しいあの人に 春を届けて 想いをこめて
16
もっと見る
みやこうまし
時雨るなか 枯葉と草と黒い土 仄かに匂う 雪待つ気配
18
もっと見る
富鴨
少年の高き声音は澄みにけり濁る心に溶ける涙は
18
もっと見る
紹益
今生で これが最後の 恋だから 心置きなく 心のままに
15
もっと見る
詠み人知らず
優しさも忘れてしまう認知症人のかわりて寂しく老いゆ
4
もっと見る
[1]
<<
2910
|
2911
|
2912
|
2913
|
2914
|
2915
|
2916
|
2917
|
2918
|
2919
|
2920
>>
[3700]