へし切のお気に入りの歌一覧
みつむし
木枯らしに吹き払われて顕なる見上げし夜に冴え冴えと月
11
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ふきのとう
玄関にロングブーツが並ぶ朝真白き雪を少しつけおり
14
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夢士
冷気冴え星きらめきてクリスマス四衆の吾も家路を急ぐ
18
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矢車菊
かなしみを受け止めてくれた海だった ありがとう波 さようなら波
8
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亜貴
「どっちでもいいよ」だってさ。恋愛は私一人でするものじゃない。
9
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矢車菊
ここからが始まりだから もうきみを悲しませないように さよなら
7
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矢車菊
終わりゆく聖夜のひかり いま消える最後の雪のひとつをきみに
5
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己利善慮鬼
雪のよに貴方の肩にのれたならけれども融けてしまうのならば
4
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矢車菊
またひとつ歩き出すとき確かめるこころにいつも歌のリズムを
9
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矢車菊
たくさんの悲しみよりも幸いのたったひとつのほうが切ない
7
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矢車菊
オルゴールどこか遠くで鳴り続く音のひとつにくちづけしよう
8
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矢車菊
背の高いきみはぼくより少しだけ空の近くで生きていくんだね
9
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矢車菊
虚ろなる心で吹かばシャボン玉に忘れかけたる空透けて見ゆ
11
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矢車菊
雪よりもわづかに淡きくちづけの気配のいまだとけ残る街
11
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亜貴
大切にとっておくのも捨てるのもできずに仕舞う あの日のチケット
9
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詠み人知らず
新年に向けて流れてゆく時が帰らぬ人を置き去りにして
7
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詠み人知らず
2番目の細い細い月の下 イルミネーション見つめる水仙
6
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詠み人知らず
冬の木にふくらすずめが一休み 逆さまにした四分休符のよう
5
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亜貴
「どうしたの?突然」なんて言わないで。私はずっと悩んでたのに。
11
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亜貴
「ごめんね」を伝える言葉が必要な時に限って姿消す語彙
7
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