ふじこのお気に入りの歌一覧
藤久崇
野分吹く こまの響きて 葦原を 振るも根強し 青き人草
19
もっと見る
灰色猫
どう生きて死んでゆくのか悠久はただ美しくあるようにある
28
もっと見る
灰色猫
静寂の声なき声の慟哭を満ちゆく月に露わにされて
28
もっと見る
詠み人知らず
解かないで 指きりみたいに絡めても 約束までは望まないから
25
もっと見る
灰色猫
繭みたい子守の歌に包まれてお伽の園を遊びまわるの
17
もっと見る
こぐまじゅんこ
新しい出会いとともに新鮮な風が心を吹きぬけていく
9
もっと見る
滝川昌之
タマヨシという中華屋がありました 突然バイクで亡くなりました
29
もっと見る
滝川昌之
せっかちで払う前からつりを出す 客が合わせて札選び出す
27
もっと見る
滝川昌之
男気で三日通えば学生の大盛はタダ問答無用
23
もっと見る
滝川昌之
友達で チャーハンめちゃくちゃ旨くって 週三ランチの親父が死んだ
20
もっと見る
滝川昌之
訃報受け涙の堰は止めてある 家族に最後の様子聴くまで
23
もっと見る
恣翁
諸口に晴れむと思ふを 止まざりて 鼻折らるる外 験しも無し
14
もっと見る
石川順一
傷の川豊かな稲の実りかなまだまだ花の段階もあり
14
もっと見る
へし切
花の香に君の匂いを思い出すアスタリスクの降り積む秋に
31
もっと見る
灰色猫
叶うならお前も秋を鳴きたかろう絶えゆく星の如きほたるや
24
もっと見る
詠み人知らず
果つる身を惜しみてなくや 夕風に遠くただよふ 蝉の音かなし
22
もっと見る
詠み人知らず
君の背に人差指で書いたのは たったふた文字ひらがなで すき
19
もっと見る
高橋翁
生まれ來るわが子と暮らす日を想ひ妻のお腹に呼びかける日々
49
もっと見る
己利善慮鬼
僕だけが青に気付いている空の影は黄金に雲幾千か
10
もっと見る
西村 由佳里
本当に眠っていたのか目覚ましのボタン押しつつ首をかしげる
7
もっと見る
[1]
<<
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
>>
[39]