サヤのお気に入りの歌一覧
灰色猫
体にも色んな苦悩があるんだね仕方ないねと毒薬与え
16
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灰色猫
あるがまま綴る言葉は時として恋文であり遺書でもあるね
20
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灰色猫
死神に影を踏まれて振り返るわたしの影がわたしではない
24
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恣翁
品のある 水出し伊勢茶の甘みには 「生茶」といへど 遠く及ばず
24
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へし切
君ゆけば身は空蝉の日暮しをあはれあな憂と過ぐすものかな
30
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林林
「ありがとう」言い遅れずに生きたいな時が流れて去り行く前に
27
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滝川昌之
トボトボとタオル羽織ってプールから泳ぎ疲れた浮き輪が帰る
25
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灰色猫
眠剤で眠った分だけ壊れてくからだの嘆きに耳を澄まして
20
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林林
汝が命誰かの祈りでできている汝を必要とする誰かの
20
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石川順一
鮭の骨あったと言っては席を立つ父と二人で夕餉を食す
19
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へし切
赤々と命を燃やし逞しく不毛の地にも咲く花はある
30
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恣翁
青みたる野原の上に ある丘の果てに 集へる山々神さぶ
17
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滝川昌之
週末の雨が冷たい海の家 丸めた葦簀に溜め息の渦
23
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石川順一
春の田をほじくる雨中カラスかな刺し身のイカに白梅の咲く
15
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灰色猫
世の中に裏切られては泣いた夜憧れだけがただ優しくて
20
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灰色猫
情熱を教えてくれる球児たち夏の涙は強さに変わる
16
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滝川昌之
夏休みまだまだあるとこの時期は湯水のように並べる怠惰
26
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へし切
世の中は思い通りにならないね それでも僕は頑固に生きてる
27
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林林
子どもらと「だいすきだっこ」だった頃もっと笑顔で過ごしたかった
16
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林林
誰からも見られなくても別にいい孤独の中の神の祝福
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