詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
もぢずり
別れむとその支度終へ函館へ木犀のころ海を渡りぬ
15
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桜町
知らずして経にけむ時もあるものを今はひとひを暮らしかねつる
1
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南美帆
「飛ぶという字を習ったよ。この漢字羽が生えてる」弾む字を書く
22
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詠み人知らず
木犀の香に招かれて急ぎ足小さき蕾の集いし力
7
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たみお
生きるなら 伝説みたいな 人生を 生きたい だから 変なのがいい
4
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たみお
僕という 個人をつくった 出来事は 履歴書に 書けないことばかり
9
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ほの香
文豪の恋文おもはす巻き手紙ほどゐて滲む墨のおぼろ夜
22
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霧絵エレイソン
誰にでも優しい君が笑う顔ルネサンス期の悪魔に見えて
6
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小林道憲
畳なわる春の山々越えくれば 祭り近づく村々の見ゆ
12
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奈月遥
川ながる 山の緑の めぶくころ 海は翠に ゆらめきゆれる
6
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霧絵エレイソン
桜散る夜に独りで首都を出る立派な友から離れてみたくて
3
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桜町
歎かずよ君が辿りしみ山路をゆかでやむべき世にもあらなくに
3
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桜町
鴛鴦よなれは知らずや命あれば後れ先立つつひのならひを
4
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大埜真巫子.
その人が 光を発せる人ならば 闇もまた深いのかもしれない
58
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みやこうまし
わが歌は闘いの歌ラストラン老いの軌跡に艶を重ねん
16
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霧絵エレイソン
働けない私をひとり差し置いて自然は今日も青く輝け
5
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夢士
人として人にやさしく相対し一人疲れて今日も暮れゆく
33
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桜町
苔の上に宿りし月の影ならでありとも我を知る人ぞなき
2
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桜町
こもすだれ破りし風の吹くままに旅ゆく鳥を思ひこそやれ
2
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聴雨
掌のぬくもりをもて伝へゐるともに語りし春のひと日を
8
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