偽嫁のお気に入りの歌一覧
山本左足
子どもには教えたくないこともある鬱という字は二十九画
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山本左足
冬と春とをぶった切る八輌の貨物列車が巻き起こす風
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みやこうまし
おーいお茶と呼べど返らぬコダマかな認知の妻にお茶をもてなす
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桜園
今年ほど桜の待たれる年はなき姑と見たし薄墨桜
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柳 小枝
階にミモザの花房咲きこぼれ段々上れば海の見えたり
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五穀米
家族すら敵になりたる弟の虚飾と見栄の世界如何にや
5
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只野ハル
ひとり寝に君が残した歌聴けばイヤーピースを濡らす思い出
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あまおう
口付けをねだるきみには丁度良い今宵の月の傾き加減
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山本左足
あのひととUSBで繋がってこの切なさを転送したい
5
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あまおう
雨音を聴いてる僕と小走りで傘差すきみにショパンの調べ
15
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あまおう
この頃はにわかに春も遠のいてきみの背中に寄り添っている
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いちにのパッパ
ウイルスにやられてなるか目玉焼き二個放り込むママの伏す朝
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あめ
街路樹はまだ葉も付けず凍えてるつめたさ含んだ風にゆられて
3
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垂々
www(ウェブ)でしか言えない独り言ですら草を生やして笑われているwww
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只野ハル
裏庭の椿一輪咲き初めて陽だまりの中ひとり眺める
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あまおう
唇についた余韻を舐めながら花見は先の、みたらしだんご
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あまおう
みたらしを焼いてる婆と大桜春には少し若返ります
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詠み人知らず
ぁあ君よ死ねば総てが閉じるから 開いていなさい心と目蓋
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詠み人知らず
コンビニの強烈な灯に引っ張られ 欲しくはないが牛乳買う夜
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あまおう
雨の日は素顔に照れてしまうから白いマスクのきみが好きだな
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