詠伝のお気に入りの歌一覧
もなca
しょんぼりと見えたのでしょう「飲もうか」とパジャマ姿で言ってくれる人
19
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詠み人知らず
新しき暦をもらひ第一にバレンタインの曜日確かむ
3
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ムラサキセロリ
恒星の重力に惹きつけられた愚かな彗星を笑ってほしい
7
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詠み人知らず
半ドンの娘喜び帰り来ぬ髪には冬の日差しの匂ひ
7
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詠み人知らず
植物の生殖器なる花のもつすがすがしさとなまめかしさと
9
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詠み人知らず
空洞の内部のゆゑに鳴り響くリュートのごとく虚心にならまし
4
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詠み人知らず
パン生地を窯に入れ終へしばしの間立ち去りがたく暖をとる朝
3
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黒きノラ
待ちわびる 家族のもとへ いつ帰ろ今日越えようかな、層雲峡
6
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黒きノラ
恋すれば 不治の病と 言うけれど恋せぬもまた 病と言われ
4
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詠み人知らず
第一群規則動詞の活用を口ずさみつつ闊歩する君
1
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詠み人知らず
新婚の妻とイヤホン分け合ひてともに聴きゐしショパン エチュード
3
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まがね
研修の最後に難問現れて折られた鼻を皆で付け合う
6
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午
嬉しいときは急いで笑んで横を向く無くすのがコワイなくすのがこわい
1
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五穀米
なにもかも終わってしまう冬がある持てるもの持ち眠りゆくだけ
5
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恣翁
落日は 徐々にその影拡ぐるに 今 休息の中に入る浜
20
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高島津 諦
解説をすると今のはそれとなく惚れさせるための「嫌い」ですから
3
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田中悟
ちょっとだけ短い髪にした君を独り占めするこの部屋の中
3
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田中悟
手と足が絡まり溶けてゆくまでの時間の中で体温を抱く
6
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田中悟
空にしか答えがないのかってほど目をそらしてる涙こぼれて
3
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田中悟
窓際にテーブル置いて肩ならべパスタを食べたあのワンルーム
1
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