滝川昌之のお気に入りの歌一覧
果禾緒
女らの声遠ざかり冬の陽とふたり揺れ居り 露天の湯の舟
8
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西村 由佳里
椅子の背にもたれないよう気を付けて話し続ける先生を見る
12
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inosann
竹の子の三十の節になぞらえて吾が人生の節目をかぞえる
23
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inosann
営業の実績良き者の声響き追いやられるごと息をひそめる
12
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藤久崇
み影満つ 空に添うごと 白梅の 今日里辺にも あな匂うかな
18
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藤久崇
龍ならぬ 人にありては 身の脚に なお立ち歩む ことこそ叶え
16
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恣翁
リズム良く 廊下ゆく女の足捌き 白き鯉二尾 瀬を泳ぐめり
26
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リクシアナ
くろがねの薪ストーブの火頼もしく夜を護りたる厳冬の頃
25
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コーヤ
嫁ぎ娘の フェイスブックに 投稿の元気な様に 安堵する日々
22
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コーヤ
移ろいが 昨日が春で 今日が冬 心浮いたり 引き締まったり
22
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沙久
本名も姿も見えぬ世界でも 君を心で「仲間」と呼ぼう
26
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ラベンダー
見舞い終え たい焼き買って 冷える夜を 一人暖め 家路を辿る
24
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ラベンダー
暖かな マフラーくれた 祖父はもう 意識なく今 見舞う冬の日
17
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桐生賄
高台に 集団移転 家の建つ 賑わい戻る 春はもうじき
30
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沙久
自国だけが「生命体」じゃないことを叫んだとしても消される真理
12
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恣翁
薄墨の 這ふがに低く立ち籠めて 見る間に 夕べ 夜色帯びけり
19
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沙久
大統領令かい?えらく軽いねえ 次々署名の嵐じゃねえか
10
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果禾緒
あのひとがにいっと笑う一日よ 日めくりよりもゆっくりめくろう
6
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絮谷新
邯鄲の夢より醒むる昼つ方廻る時の葉脈は透けて
18
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果禾緒
息をとめ夜の深みへ潜りゆく 人魚になれぬ足を抱えて
10
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