藤久崇のお気に入りの歌一覧
卯月
わたくしが娘に伝えられること三十一文字をつむぐよろこび
18
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夢士
春探し道に咲く花一二三片膝つきてカメラに収む
23
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なかしぃ卿
唐揚げに断りもなく檸檬かけそういうところ懲役五年
9
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なかしぃ卿
ひさかたの螢光燈の消えかけの瞬き止みて闇訪れり
8
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藤本
飛び立ったあとに残った漣を小瓶に取っておいたんだ 見て
7
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果禾緒
青好きな君の爪に閉じ込められて誇らしげだね 青いクレヨン
10
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inosann
ちのみごを背負う婦人の傍らで義母のオムツを選択しており
20
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コーヤ
春立ちて 触れてゆく風 せせらぎの 清かな音も 春の装い
25
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河のほとり
いかにせむ久しからざるさかりにて花にあらそふ人のいのちを
18
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吉野 鮎
聲高の激しき言靈この星を廽りつ縊り鳴らす喉笛
8
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白亜嵐草
色褪せて 消えゆく記憶 甦り 涙零れる 想いと共に
9
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へし切
待ちかねて名のみの春に木蓮は顔を覗かす綿毛の帽子
31
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虹と星
利き手よりやさしく揺れるさよならが音もなく降る粉雪みたく
12
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桑原優哉
憧れた音の止まない街へ行くサンバアストのギタアを捨てて
4
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桑原優哉
借りてきた言葉の中で干からびた僕らの恋に血の一滴を!!
7
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夢士
野の草の小さき花に春の色春立つ風に微笑み揺れむ
25
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うさぎ
「楽しみ!」の後のハートの身代わりに「わくわく」スタンプ 誤魔化した恋
11
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詠み人知らず
その瞳生まれ返らば来世こそ宝石のごと輝くべけれ
16
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詠み人知らず
ぎゅっとして捕まえにきてこの羽が開いて乾ききってしまうまでに
22
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詠み人知らず
苦しみを詠むことほどのことも無く あなたの嘘は見通せること
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