詠伝のお気に入りの歌一覧
高島津 諦
話したくない僕VSカウンセラー六十分間一本勝負
6
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高島津 諦
高級な幸福の味、低級な貞節の味、舌を絡める
1
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高島津 諦
ぼくでさえ生きているっていうことを認めたくなくトイレに行かない
1
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詠み人知らず
イヤホンで音楽聴くは自慰に似てつひに受胎せずむなしく消ゆる
2
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詠み人知らず
暁闇の成層圏にマズルカを聴きつつ遠き恋を思へり
2
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詠み人知らず
世の果ての夕陽の中で顔の向き少しずらしてキスを交した
3
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詠み人知らず
濃紺を 針の先で 引っ掻いて銀の傷ができたようです
5
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へし切
西見れば 一番星の輝きて 冬の夜空に月と戯る
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イマココ
前を行く シルバーカーの丸き背に せめて心で この手を添へむ
6
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ハル
「母親に似ているのね」と言われるのが嫌じゃなくなっていく二十歳
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詠み人知らず
鐘が鳴り紙ふぶき舞ひ鳩は飛び香ばしくパン燒きあがりたり
2
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詠み人知らず
うつせみをことほぐ調べうちに包み君に贈らむフォーチュンクッキー
3
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詠み人知らず
グラタンのふちのチーズのかりかりをゆづりあひ分けあひていただく
8
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詠み人知らず
貝殻を二つに割ればいつだって小さい方が眩しいのです
3
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詠み人知らず
鴉にも独自文法あるらむや意味あるごとく啼きかはしつつ
6
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詠み人知らず
新しき手帳のページ元旦にチーズフォンデュと書き込む娘
5
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詠み人知らず
里芋のぬめりとろみをいつくしみ糸の細きの柚子の皮そふ
9
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詠み人知らず
無造作に髮を束ねしポニイテイルうなじの白き無防備かなし
4
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詠み人知らず
手を洗ひ衣ととのへ襟を正し冬寒のあさ厨に立ちぬ
4
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詠み人知らず
甘樫の丘にのぼりてふたりの距離測りがたしも二度目のデート
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