詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
アイデアが生まれるたびに増えてゆく鉛筆色の小さなノート
11
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inosann
毛を立てて丸みを帯びしハトポッポ寒空の下セカセカ歩く
20
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藍子
ボスからの無言の圧力恐々と部屋から出ない入院生活
16
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千映
身をかまうことを忘れた高齢者いつしか婆が爺に近づく
13
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藤久崇
遠山に 積む雪を峰に 眺めつつ 降れば匂う 山下の梅
25
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千映
高すぎる店の気温に我慢せずコート抱えて歩く晩冬
12
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千映
ラズベリーピンクの口元お気に入りまだ当分は婆と言わせぬ
20
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夕夏
がっこうのあれたげんばのばいおりずむにもまれたなみのきょういくしゃ
9
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ながさき
真夜中に 米櫃背負い 給仕する 千日尼と 阿仏房あり
21
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灰色猫
神様を宿す柱になるための素直な木有りと神主は言う
21
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灰色猫
温厚な言葉使いと裏腹な殺意を宿す私の瞳
25
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詠み人知らず
うたのわの皆さんどうぞ友チョコです エアチョコ便利 どこへも届く
26
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石川順一
有耶無耶にしたい事実があったので長い谷をも超えて行こうと
17
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夢士
寒風の吹きて早や足急ぎ足欠けゆく月の天空に在り
24
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月虹
情景を切り取りながら個を照らす画家に写真家我等うたびと
64
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月虹
星有れば歌えよ星を風有れば歌えよ風を我等うたびと
32
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へし切
老いゆけば年ふるごとに頑なに成り果つ身こそ悲しかりけり
31
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藍子
小麦粉で真っ白になる両の手が母であること教えてくれる
22
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九條千鶴
今はもう会えない人の幸せを祈る手紙が増えていく夜
12
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コーヤ
梅の花 吹き荒れる風 耐え忍び 明けのひかりに 喜びの笑み
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