へし切のお気に入りの歌一覧
夢士
をりをりの野の花集め歌詠まむ春のおとずれ色に出にけり
16
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芳立
うらみもて報ゆまじとて御仏の教へは聞けどやまぬ心は
11
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詠伝
この冬に一度も折れず伸び続ける氷柱は他のどれよりも澄み
7
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小林道憲
春立つといえどもいまだ消えがたき雪の下なる土のぬくもり
15
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詠伝
息凍る朝のキスにはご用心唇の皮ごともっていかれる
10
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詠伝
夢だけに在る場所があり人があり現実を越え私を縛る
8
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恣翁
西日射す庇に 夏の忘れ物 錆びし風鈴 寒々と在り
28
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浅草大将
愛しるといふなら流せひと殺すときにもせめて涙ひとすぢ
9
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詠み人知らず
吾の肩を君の小さな手が叩く 仕合せすぎて とろけた記憶
12
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ベイジー
満ちる月 きみにわたしは見えますか? そばに輝く星になれたら
7
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只野ハル
また今日も代わり映えせぬ一日に昨日と同じ自分が沈む
21
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詠み人知らず
冬陽さす窓にうたた寝する母の膝に食べ掛けみかんが残る
23
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すばる
何一つ解決出来ず朝が来て誰も食べないフレンチトースト
21
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紹益
復讐が 復讐を呼ぶ 殺し合い 果てるともなく 明日も続くか
18
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秋日好
バクの糞洗って出てきたパパイヤの種を蒔いてと依頼を受けて
12
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秋日好
暗くてもグラサン顔から外せない転ぶこともありますあたし
10
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秋日好
同温度決めてはいても節分後突然動く植物の芽
8
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秋日好
片恋をどれだけ待てばいいのかと問われて大河黙して流る
12
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悠々
アッラーの、神の怒りを、ふところに うけて微笑む、やほよろづの神
13
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悠々
春の雪、とは名ばかりに ふりしきる バスを待つ空、うすきしあはせ
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