へし切のお気に入りの歌一覧
恣翁
書き終へし辞表に 溜息一つ吐き 冷めし番茶をぐいと飲み干す
21
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みん
流し読みした一首にも果てのない想いが込められてるのでしょう
17
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夢士
睦月去り立春の過ぎ春のこえ声は聞こえど姿いすくに
10
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矢車菊
さよなら、と告げるかわりにきみはただ もう春だね、と言ったのですか
14
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由縁
傘マーク迫れば洗濯前倒し とにかく夫の枕カバーを
8
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由縁
うたのわに ひかれ一年 はにかみ屋 輪にまざらずに みるも楽しく
7
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由縁
ふがいなく夜間救急うけみれば 寒々ひとり孤独のベッド
6
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すばる
あれこれとSNSに手を出して落ち着く先はうたのわみたい
15
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紹益
届かない 想いは空に 舞い上がり 雲湧き起こり 雷をよぶ
15
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詠み人知らず
夕闇に涙の海が満ちたなら月を浮かべて愛をささやく
16
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秋日好
いつだって弱音を吐いていいんだよ静かな寝息にそっとささやく
24
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秋日好
幾年も両手を広げ宙に向くつきせぬ夢につきせぬ命
13
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秋日好
立ち上がりそっちの意味じゃないよって笑って野原を駆けていこうか
6
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秋日好
看病は何をすればよいのやら隣にいると知らせるだけで
11
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風花
四分音符符頭のように木に並び 歌も唄わず身を寄す雀
17
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詠み人知らず
門前で君の笑顔を切り取った 開くことない アルバムのなか
14
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詠み人知らず
「親友」の語感に何か引っかかる ともだち全部 たいせつだから
13
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詠み人知らず
落日は大地と雲に挟まれて 滲み拡がり 素直に沈む
12
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悠々
春寒き、日に花茣蓙を敷きのべて、 桜待つかな亡母(はは)を待つかな
21
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悠々
わが病める、腕に針をば突き立てて 笑む手弱女は檢査技師なり
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