詠伝のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
願はくはおなじ杯より飲み干さむ媚薬なりとも毒薬なりとも
4
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朝がお
雪にバラ月しらゆりにはるをまつ百花繚乱いとしき君に
5
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詠み人知らず
獣の肉たうぶることの稀になり食物連鎖の下位にやすらぐ
3
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詠み人知らず
をとめらのフレアスカート花やかにくるり回れば万華鏡のごとく
5
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黒
しあわせは陸の上にも見つからず 泡にはなれず 王子は刺せず
3
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詠み人知らず
小夜ふけてゆめまぼろしのふちにありいとしきひとの琴の音の聴こゆ
4
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片井俊二
車窓から遠ざかりゆく冬木立ながす涙を想い出にして
2
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詠み人知らず
ベルが鳴りドアがさへぎるキスの別れアッチェレランドで遠ざかる君
2
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inosann
幼子に描き呉れる絵のそのままに今は施設の母はお日様
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らてん
優しさと称してエグる生傷に 群がるカラスはオンナの友情
3
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おおしまゆきこ
来年の話をしてる六個入りパック卵の上の文字列
14
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住川幸
摘み取れば花は咲くまいそこだけは辛夷の冬芽硬く小さく
4
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みなま
現身を千々に散らして雨となり君に触れたら雪に変わるか
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詠み人知らず
電脳の予測変換裏切りて君に綴らむオリジナルのふみ
2
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南美帆
二年ぶり心弾むよ空の旅雲の上では龍の巣探そ
5
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詠み人知らず
遠つ君の眼より漏れいづる体液をやさしくぬぐひくちづけせまし
2
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詠み人知らず
恋愛と擬似恋愛の境目が解らないまま雨 雪に変る
9
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詠み人知らず
離れても響きあふ琴の弦のごとくはるかな君と歌ひかはさむ
3
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詠み人知らず
まなざしが詩となり吐息が音楽と変る魔術に捉えられてゐて
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詠み人知らず
あてさきのあるうたをうたいはじめてやさしいきもちになつてゐるいま
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