詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
さし当り現下の事に没頭せん 返らぬ昔知らぬ行く末
12
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ななかまど
鳴く声で夏を生みにし蝉の臥すすすきの下に秋受け入れる
6
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バロンマン
地球儀を両手で掲げ輝ける七つの海をすべて我が手に
12
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滝川昌之
値を下げて隅に置かれた花火でも夏の続きを灯すでしょうか
21
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可不可
リボンみたいな水着を一緒に撰ばせて 困らせたいな 兄貴がゐたら
8
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詠み人知らず
色褪せて夏の背を見す百日草喧噪さえも惜しむ夕べに
7
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詠み人知らず
一筋のねずみ色の雲たなびける秋の夕空月影も淡し
6
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コタロー
蜘蛛の圍の風に膨らみ又戻る蜘蛛は漁師かじつと構へる
8
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コタロー
颱風の去りて青空廣がりぬ洗濯物も干されて笑顏
11
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詠み人知らず
この強風になんのこれしきと堪えてきた秋に小さな柴栗愛おし
16
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深谷真雪
目が覚めるたびに天井じつと見て確かめるまだここにいること
7
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深谷真雪
不噐用を憎むなおまえ誰よりも遲いから見えるものだってある
10
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つちだゆういち
ガラヶーのレトロな僕はWIFIがなんの機器かも知らずにSELL
12
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幸子
父となり幾年経るや君の夢変わらず我を幸に不幸に
18
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深谷真雪
まだ解けぬ鎖をにぎる 縛られたままでは登れぬあの絶壁は
6
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天鳥
秋空に重き頭は天を見ず地に伏し次の恵み与えん
4
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バロンマン
季節を読めぬ時代になりて庭の木々が秋に向かうか戸惑っている
14
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山崎ふゆ彦
舞い上がり水面に突っ込むコアジサシ入り江の街の夏はまぶしい
7
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コタロー
空蟬と蝸牛の殼蟻寄らず秋風カラカラ運んでゆきぬ
9
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煩悩
ふわふわのバスタオルよりごわごわのバスタオルのが青春っぽい
11
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