詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
野々花
珈琲の苦みのような後悔を少し残して冬が去り行く
21
もっと見る
野々花
切りすぎた前髪風に遊ばせて子猫のように日向を歩く
23
もっと見る
西村 由佳里
右の手で疲れた頭をなでながら今日は飲むぞとつぶやいてみる
15
もっと見る
藤久崇
ものもらい 医師に診せて 目をあらい 薬師に見なむ 照る枝垂れ梅
16
もっと見る
卯月
君がいないこの現実を生きていく泳ぐ魚と踊る黒鍵
11
もっと見る
絮谷新
邯鄲の夢より溢る変若水に今日夕光のエッシャー忌過ぐ
18
もっと見る
桐生賄
「私には 歌があって 良かった」と 青山テルマの 言葉が響く
20
もっと見る
澄舟
迷わずに飛行機型のチョコ選ぶ地球のどこかにいる君のため
20
もっと見る
万陽
キャラメルの 銀紙で鶴を 折ってみる集中しながら 雑念を消す
21
もっと見る
千映
早春は安田姉妹の童謡が聴きたくなってcd流す
12
もっと見る
千映
月命日行けぬ身ゆえに墓石の写真を飾り合掌をする
16
もっと見る
inosann
クスノキの枝ごと揺らす春風に葉々きらめきサザナミの様
21
もっと見る
まあさ
PMの 分布予測を 睨みつつ 日光浴の 時間を決める
19
もっと見る
桐生賄
「私には 歌があって 良かった」と 青山テルマの 言の葉響く
19
もっと見る
まあさ
昨日より ちょっとスマート 白い月 うつむきながら 消えてゆく朝
21
もっと見る
万陽
軸がぶれた 駒の動きに よく似てる不安定さが 我を襲う
16
もっと見る
inosann
配置薬の「先用後利」の習わしが売り上げに歪みし心を正す
12
もっと見る
石川順一
ヴォリュームを勝手に下げられ少し拗ねでも様々なニュース流れる
16
もっと見る
灰色猫
消しゴムで出来たベットで見る夢は嫌いな場面を消してくれるの
19
もっと見る
へし切
何処より春のきざしに早咲きの梅ちらほらと散歩の小径
26
もっと見る
[1]
<<
277
|
278
|
279
|
280
|
281
|
282
|
283
|
284
|
285
|
286
|
287
>>
[411]