詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
Chico
くたびれたホットケーキの糖蜜の中に微睡む きみをふふめり
18
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Chico
わかつたよ すぐに答がボンカレーではないことぐらゐ( 素麺ですよね? )
23
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灰色猫
いっぱいの幸せもらう誕生日かたちあるものかたちないもの
18
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ふじこ
風薫る季節に泣きし我が吾子も北風ともに笑い駆け行く
13
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ふじこ
大正に生まれし祖母は思い出をたくさん抱え祖父いる天へ
21
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石川順一
神社には常緑樹のみ多かりき川には桜の裸木多し
16
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石川順一
街中を撮影すればユトリロの絵を思い出す投函し行く
16
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林林
文字数の少なき絵本の読み聞かせ間の取り方に人柄滲む
21
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林林
冬の娘が朝のお布団もぞもぞと蠢く十分早めに起こす
13
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詠み人知らず
報われぬ道歩み来し吾が母の小さく見ゆる背中ぞ哀しき
16
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滝川昌之
一心に玩具売り場を巡る子の目の輝きよ聖夜を照らせ
24
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滝川昌之
夜更けには雪へと変わるイブだから待っているのはあの日のあなた
26
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吉野 鮎
茶の花の白き小さきを咲かす朝霧なだりゆく追憶の夢を
16
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吉野 鮎
雪嬲り蒲の枯れ穗を薙ぎてゆく風湖の面に白刃の波たつ
11
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へし切
淋しいねこころも老いしこの身にはジングルベルが届かぬ十二月
24
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へし切
歳ふれど心は常に若くあれ夢な無くしそ身は枯るるとも
29
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夢士
冴え渡る夜空に流る星見むと目出し帽着け大寒波のなか
19
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夢士
誰よりも元気印のあの人が西空に逝く流れ星の夜
19
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横井 信
引き出しの ゼムクリップ 旅に出る いつから此処に 眠っていたの
9
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灰色猫
あたたかい冬の陽だまり優しくてラブラドールの眠りを眠る
13
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