蔓葵のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
風に泣く付けたばかりの枝先の河津桜の花芽怯えて
19
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さいおん
茜刺 日乃暮往波 多千間千乃 月波何時等加 吾将待居
10
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へし切
宣言下 なかなか会えぬ孫の顔 和める一日の賑やかな声
14
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うすべに
そっと抱くつぼみを包む銀色に 冬の終わりの辛夷の綿毛
13
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さいおん
令月乃 晦日方尓 繭籠 立待月茂 雲尓将籠
10
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河のほとり
帰るさの道ぞ忘るるをちこちの心にかかる花のありかに
17
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横井 信
道真をしのんで歌う先達の石碑へそっと寄り添う梅花
20
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葛城
とどまれぬ身こそ水屑と消ゆるとも君は国史に名をとどめたり
4
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滝川昌之
一夜ごと月を写して膨らめば枝に満ちゆく雲南黄梅
21
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さいおん
圀之為 念捧吉 天神乃 情乎忘勿 花曾匂哉
13
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うすべに
春近し 鴨の浮き寝も覚めはてて あさひの色に染まる池霧
10
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灰色猫
君だけの空があるから見あげなよ青くなくても美しいから
10
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灰色猫
許せずに君を憎んで本当は許せることを許したかったの
9
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灰色猫
もし干支に猫年あればお魚をくわえて逃げる猫になりたい
11
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灰色猫
傘の下うまく手と手を繋げずにそれでも笑って虹を待とうか
13
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灰色猫
青色に変わった信号その足は踏み出すことを許されてるよ
12
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滝川昌之
春雨や子の運転に送られて卒業だろうか親の役割
21
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さいおん
雨誘 雲乃行方波 何戸 風曾去奴者 和与吾背
9
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へし切
雨あがる 見あげば空に虹の立つ こころの空も晴れわたるかな
12
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柊+
冬と春 そのあわいへと降り注ぐ ハクモクレンの蕾濡らして
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