メガネのお気に入りの歌一覧
霞草
初雪で 孫が作りし 雪だるま 顔の面影 祖母に似るなり
2
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みかなぎ
雨霞み淡雪となる寒き夜の靜に昇る白描の月
19
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みかなぎ
薄雲に影奪はれし宵の夜の湖水に映るわが身一人か
7
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みかなぎ
霞み舞ふ調べ忘れし夜の風に搖れる想ひを月は映さず
10
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仁 呼
幼子の 走る姿のあやうさに 目離し出來ぬ瞬の長さよ
4
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山本克夫
ゆうべからうきうきなわけはこんなにも街角が白にそまるからだ
2
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葉桜
まず無理と言ってたクセに一抜けか ええいちくしょう 君に幸あれ
13
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只野ハル
愛犬が星の世界に逝って以後 夜空を仰ぐ散歩なくなり
7
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東大寺
栗の実を 拾いに行くと 走る子の 背中に優しき 秋の木漏れ日
13
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紅団扇
白銀の 世界にひとつぶ 生命出で 健やかに育てと 母の祈り
1
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紅団扇
ひさかたの 静寂流るる 枯園に すずめの親子 しばし訪れ
2
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仁 呼
夕映へを 月のあかりで 薄むれば 淡き琥珀に きみを染め上ぐ
8
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車男
花咲かず蕾のままに枯れてゆく百合がひっそり池の端に立つ
9
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仁 呼
歳の瀬に 雷 走る 朝餉時 天地濡らして 寒さ一入
3
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未芳
赤い赤い燃え色紅葉 雨に落ち踏み行かれても尚尚燻ぶる
1
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裕月
水面を走る湯けむり ゆるやかに朝の光の中に溶けゆく
4
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裕月
はく息の白さは想いの熱さだと微笑む君の横顔 美し
2
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宇津之宮
都會にて 姙婦となりし 愛孃を 見舞ふ母親の 訛り優しき
7
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宇津之宮
餌を待つ 人に馴れたる 野良猫の 假寢の落ち葉 風に飛ばさるる
2
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詠み人知らず
乗り出してペンギンを見て笑う君 そんな背中を見て笑う僕
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